2015年秋季北海道雪崩安全セミナーが開催されました。

2年続けて雪崩死亡事故ゼロだったにも関わらず、50名の一般参加者含む総勢75名参加と近年にない盛り上がりでした。一部「尻別岳雪崩事故報告」では10日ほど前からのアメダスデータの解析から、「表面霜」が弱層であった可能性が報告され、事故救助に当たったガイドの証言などからも裏付けられて大変興味深いものとなりました。二部「赤井川村BC雪崩事故報告」では風下吹き溜まり急斜面の通過の危険性、リスクの高い地点でのアクティブテストの問題点など、負傷こそしなかったが教訓とすべき点がたくさんありました。三部「雪崩装備」では3社のエアバックが紹介され、ブラックダイヤモンドのジェットフォースは、一定の時間が過ぎるとエアが抜けて大きな空間を作り出す点が興味を引いた。四部「低体温症対策」では2013年上ホロ事故にも触れられ、混乱した状態の中でもHT2の段階を早く発見して対応にあたることの重要性が報告されました。最後に1972年旭岳盤の沢自然発生雪崩死亡事故での生存者から生々しい報告があり、絶対に雪崩に遭わない大切さを痛感させられました。

第21回北海道雪崩講習会の受講生を募集中です。みなさん、よろしくお願いします。受講の申し込みはhttp://h-nadare.com/からお願いします。
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